
この記事では、これから仮想通貨取引を始める方のために仮想通貨の取引でよく使われる用語を解説していきます!
お金がかかっているものなので、よく分からないまま操作するのは怖いと思います
この記事を読めば取引においてある程度の不安は払拭できるようになります!
仮想通貨用語
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取引所
取引所とは、ビットコンなどの仮想通貨を企業から購入できる場所です
通常の売店などと同じような仕組みですね
購入したい数量を注文し、金額を払えば直ぐに仮想通貨を購入・売却することができます
- メリットは、簡単に即時の購入ができること
- デメリットは、売値と買値の差(スプレッド幅)が広いこと です

販売所
販売所は、匿名の個人対個人での取引になります
売却・購入の希望金額を販売所に申請し、お互いのニーズがマッチした時に取引が行われます
長所短所は取引所の真逆で
- メリットは、売値と買値の差(スプレッド幅)が狭いことです
- デメリットは希望額が見合わなかった場合は取引が行われないことです
投資家などはこちらの方が容易に利益を出すことができます
ホットウォレット
ホットウォレットは、常にインターネットに接続されている仮想通貨のウォレットです
取引などは非常にスピーディーに行えますが、ハッキングなどの被害に逢ってしまう危険があります

コールドウォレット
コールドウォレットとは、ホットウォレットの逆で、インターネットから隔離された仮想通貨のウォレットです
ペーパーウォレットや、USBメモリータイプのウォレットなども販売されています
ハッキングの危険性はないですが、仮想通貨が保管されているペーパーやUSBを紛失してしまうと資産を失ってしまうリスクがあります
51%攻撃
ビットコインなどの仮想通貨は、ブロックチェーン技術によりネットワーク全体で監視をしています
取引はネットワーク内のユーザーの半数以上が承認を行うことによって可決されます
悪意のあるユーザーやコミュニティがネットワーク全体の51%以上の処理を行なってしまうと上記の技術は破綻してしまいます
しかし、51%攻撃は利益を得るまでにそれに見合わないほど膨大なコストがかかる恐れがある点や、51%攻撃を受けた仮想通貨は信用を失い価格が暴落するなどの問題があり、現実的には起こり得ないと考えられています
2FA(2段階認証)
2段階認証は、仮想通貨以外でも利用されているセキュリティ技術の一つです
ログイン時などにIDとパスワードの入力以外にSNSやメールなどでランダムな文字列を受信し、それを入力することで本人確認を行います
ハッキングなどにもこれを設定することで安全性を高められます
仮想通貨の取引は「Google Authenticator」というアプリを利用することが多いです
「Google Authenticator」は設定したアプリとの紐付けを行い30秒毎に暗証番号を変更し、確認コードを生成できます
これを利用することで、資金の移動時など安全に取引を行うことができます

ビットコインアドレス
ビットコインのアドレスは「1」や「3」などの数字(アルファベットの場合もあり)から始まる30字程度の不特定な英数字の文字列です
ビットコインに限らず仮想通貨の送金などの取引を行う場合はこのアドレスを用います
送金用と受信用のアドレスは別になります
相手のアドレスをコピペすることで送金を確実なものにします
アドレスを間違えた場合は、原則として仮想通貨を取り戻すことができないので注意しましょう
チャート
チャートとは、株や為替などでみられるものと同じです
取引所にもよりますが数分から数年の単位で目当ての仮想通貨の値段の上下を確認することができます

ICO
イニシャル・コイン・オファリングの頭文字を取った略称のことです
新しい仮想通貨のトークンを発行し、それを投資家や資産家などに購入してもらうことによって資金を集める手段です
よくクラウドファンディングと比較をされますが、クラウドファンディングは目的を示し、それの実現をするために出資を募る方法なので、形式は少し違います
エアドロップ
ICOなどで資金を集める一環として行われているマーケティングの手法です
仮想通貨発行団体のアカウントをフォローや、アカウント登録を行うことによって無料で幾分かの仮想通貨が配布されます
ハードフォーク
ハードフォークとは仮想通貨のアップデートに伴う分裂のことです
既存の通貨からセキュリティ面の修正や送金時間の短縮などの改善を行うため、システムは踏襲していますが、大幅な変更を行う場合は互換性がない場合もあります
新旧での互換性がないと、ブロックチェーンが同一ではなくなってしまうため分裂します
ビットコインは過去に数度ハードフォークを行なっています
「ビットコインチェック」、「ビットコインダイヤモンド」、「ビットコインブラック」などが有名です
これらは名前が似ていますが全く別の仮想通貨として考えてください
ソフトフォーク
ソフトフォークとはハードフォークの対義語になります
アップグレードを行いますが、通貨の分裂は起こりません
既存の仮想通貨からアップグレードのために一度分裂をし、一定の時間の後、元の一つの仮想通貨に収束します
マイニング
マインングとは、ブロックチェーンの処理の手助けをし新しいブロックの生成を行い、報酬として仮想通貨を得ることです
現在、原則としてマイニングには非常に処理能力の高いPCが必要となりますが、クラウドマイニングといった企業からサーバーを借りてマインングを行う方法なども出てきています

また、グループでマイニングを行うことをマイニングプールと言い、報酬を安定させるためにグループで報酬を分配するものもあります
マイニングを行うユーザーのことをマイナーと呼びます
ブロックチェーン
ブロックチェーンとは、ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨が成り立っている技術の根幹となるものです
暗号化されたデータをブロックとチェーンで繋ぎ合わせていきます
これを仮想通貨のネットワークユーザー全員で監視することで、安全性が保たれています

トークン
トークンとは既存のブロックチェーンの上に発行された新しい仮想通貨のことを指す場合が多いです
トークンには様々なサービスや価値が含まれています
この多くはICOから発行され、個人や法人で作成することが可能です
KYC認証
Know Your Customer の略称です 本人確認です
仮想通貨取引を行うには基本的にKYCの認証を行わなければなりません
免許証や保険証などで認証を行うことができます
取引所にもよりますが1週間前後かかることもあるので、仮想通貨の口座を開設したら出来るだけ早く行うことをお勧めします!
手数料
仮想通貨の取引所・販売所によって異なります
基本的にかかるものは、
- 入金手数料:日本円を仮想通貨口座に入金する時
- 出金手数料:仮想通貨口座から日本円を出金する時
- 取引手数料:仮想通貨を別の口座に送る時
- メイカー手数料:取引所にない価格で注文を行うときの手数料
- テイカー手数料:取引所で既存の価格で注文を行うときの手数料
これだけ覚えておけば、問題ないです
発行上限
仮想通貨によっては、発行される通貨によって上限があるものがあります
仮想通貨の発行はマイニングの速度や、発行元のコントロールによって変動します
例えばビットコインの発行には上限が設けられています
ビットコインは、2100万枚(2100万BTC)となっています
この上限に達するのは、現状のマイニング速度だと西暦2140年頃だと言われています
アルトコイン
アルトコインのアルト(Alternative)は代替のことを指します
始まりの仮想通貨である、「ビットコイン」以外の全ての仮想通貨のことを指します

また、類義語として「草コイン」と呼ばれるものもあります
これは、まだ無名の仮想通貨で、今後価値が上昇する可能性を含めているので投資対象として注目されています
最後に
ここではまだまとめきれていない仮想通貨の単語が多くありますので随時追記を行なっていきます!
また、単語単語で詳しい意味を知っていると役に立つものは個別記事を記載していきます!