
米投資銀行大手、ゴールドマンサックス(以下GS)がイーサリアムのオプションおよび先物取引を、
数ヶ月以内に開始する準備があることを6月14日ブルームバーグ紙にて公表しました
なお今年に入り、GSはビットコイン関係の先物取引を顧客へ提供するサービスを再開しています
GSのデジタル資産責任者、 マシュー・マクダーモット氏からは「現在の相場がエントリーポイントとして好ましくなったとして取引を望む顧客が強い関心を示している」との発言もみられました
仮想通貨関連の相場は5月の中国の規制強化発表を受け、価格が暴落していました
これに対し「相場調整はあっても、機関投資家による投資はこれからも引き続き継続するだろう、クライアントからの関心も減っていない」と続けており、仮想通貨に前向きな姿勢を示しています
すでにGSは仮想通貨関連事業への投資も行っており、CoinMetricsやBlockdaemonへの出資をすでに行っています
また、GSはいくつかの仮想通貨関連投資を検討しており、マクダーモット氏は併せて「我々の戦略方向に合ういくつかの関連企業を模索している」との発言もしています
ビットコインを超えの予想も
GSは過去にイーサリアムがビットコインを追い越し、覇権を握る可能性が高いと分析しています
同社は、イーサリアムが「金融データのアマゾン」としてビットコインを上回る地位を獲得すると述べています
その理由としてあげられるのは、
- 伝統的な銀行の役割をブロックチェーンベースのプロトコルに置き換えることを目的とした、DeFiと呼ばれる分散型金融の仕組みが注目を浴びたこと
- デジタルコンテンツに価値を付与することが出来るNFTトークンも、主にイーサリアムのブロックチェーン上で発行されている
ことなどが主な根拠となっています
(引用)
https://forbesjapan.com/articles/detail/41519
https://www.bloomberg.com/news/articles/2021-06-14/goldman-expands-in-crypto-trading-with-plans-for-ether-options