
7月2日、日本のコインチェック株式会社は日本初のIEOプラットフォーム「Coincheck IEO」において、2021年7月1日より購入申込みを開始したPalette Tokenが、開始からわずか6分で申込金額の総額が調達目標金額である9億3,150万円を突破したことアナウンスしました
調達金額を達成したことからトークンの配布は抽選(申し込みの順番は関係ない)での販売となるとの事です
申し込みは7月15 18時00分まで受け付けており、トークンの配布は7月27日 12:00を分予定しているとの事で1PLT=4.05円でのスタートとの事です
Palette Tokenとは
Palette Tokenは、HashPort子会社Hashpalette(ハッシュパレット)発行によるものです
Ethereum上で発行するERC-20規格の仮想通貨であり、具体的な用途としてはNFT関連で使用するトークンとのことです
用途としては下記の二つとしています
- パレットチェーンに関連するユーティリティ・NFT発行手数料の支払い・パレットチェーンのノード運用報酬の支払い・パレットコンソーシアムのメンバーに委任
- パレットチェーン上で構築されるアプリケーションに関連するユーティリティ・NFTの購入・PLT保有による権利付与
また、これらは二つの課題を解決する為に作られたとコインチェックは発表しており
イーサリアムブロックチェーンを使用してNFTを移転する場合都度手数料が必要手数料が高騰したりトラフィックが多くなるとトランザクションが承認されるまでに時間がかかる
NFTを用いたサービスを提供する際、コンテンツ著作権上NFTを一定の制限下で流通させないといけないケースが発生した場合、現状では管理が困難の為
パレットチェーンでは独自のコンソーシアムチェーン上でエコシステムを展開する事でNFTの移転や鋳造にかかる手数料を抑え投票による合意に基づいて選出される複数人のコンソーシアムメンバーによる運用で課題を解決することが出来る
としています
日本初のIEOプロジェクトとなったPalette Tokenは国内でのNFTトークンの成功事例となるのか、今後動向を注視して行く必要があると考えます
引用
https://corporate.coincheck.com/2021/07/02/156.html