
ビットコイン(BTC)に次ぎ、時価総額第二位の仮想通貨「イーサリアム(ETH)」とはどのような技術が用いられ、誰から支持されているのかを解説します!
ビットコイン(BTC)はsatoshinakamoto氏が「全世界共通で利用できる通貨」を目指して開発された一番最初の仮想通貨であることは有名です
では、仮想通貨界の第二位に君臨するイーサリアム(ETH)は何を目的に作られたのでしょうか?
簡単に説明するとイーサリアム(ETH)とは仮想通貨を生み出すことが出来るプラットフォームのことを指します

プラットフォームとはサービスやシステムを開発するのに必要不可欠な基盤のことをそう呼び、身近なものとしては、
- ゲーム機:PlayStation、NINTENDO Switch
- コンピューター;Windows、Mac OS
- スマホ:Android、iOS
などが挙げられます
これは、開発者が集まればコンテンツが充実しユーザーが集まります
ユーザーが集まると開発者も集まるので、一極集中の現象が起きやすいものとなっています
そのイーサリアム(ETH)の特徴は以下の3つです!

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取扱い通貨の数 | 16種類 | ★★★★★ |
アプリの使いやすいさ | iOS,Android | ★★★★★ |
入金方法 | 銀行・コンビニ・クイック | ★★★★★ |
イーサリアム(ETH)の特徴
Dapps
これは分散型アプリケーションである「decentralized applications」の略称です
Dappsの基本概念はビットコイン(BTC)からインスピレーションを得て形成されています
明確な管理者やコントローラーが居らずかつ、必要としないため、ネットワークに参加しているユーザーで分散管理をすることによって運営されています
これによりアップデートや大幅な仕様変更の際にも独断で決定を行わず、ネットワークを形成しているユーザーで多数決を取ることにより方針が決められます
このブロックチェーンを用いたDappsではトークンの発行を行うことができます
Dappsはオープンソースのプログラムであるため、プラットフォームに参加した開発者が独自のトークンを発行し、取引を行うことを可能とします
このプラットフォームとしての透明性とブロックチェーン技術を用いた安全性からイーサリアム(ETH)は人気を得ています

混同されがちですが、イーサリアムとはこのプラットフォームの名称を指し、ここで発行し流通するトークンのことをイーサ(ETH)と呼びこれが仮想通貨の本来の名称です
スマートコントラクト
スマートコントラクトとは、直訳すると「自動的に行われる契約」のことを言います
元来、ビットコイン(BTC)のブロックチェーンには分散型台帳という仕組みがあり、取引の履歴を暗号化し管理を行っていました
イーサリアム(ETH)のではその基本的なブロックチェーンの情報に加えて、様々なプログラムを実装・実行、記録をすることが可能となっています
これがスマートコントラクトです
このプログラムでは、まだ人が行っている「不動産」「保険」「住宅」「ショッピング」「債券」「有価証券」などを完全に自動化することができます
ブロックチェーンによって改ざんが不可能に近い安全性があり、かつ自動化が行えるスマートコントラクトでは「トークン」を扱うことも可能です
現在では、NFT(非代替性トークン)と呼ばれるゲームやサービスで唯一無二の価値を持つトークンの発行などが盛んに行われています

全世界で約20,000種類ものトークンがイーサリアム(ETH)のブロックチェーンから発行されました
この時に、トークンによってウォレットや取引所に対応している・していないの問題が発生し、大きく利便性が損なわれたため、新しく規格が定められました
ERC-20
イーサリアムで定められた規格は最も代表的な「ERC-20」を含めて10種類以上ありますが、今回は「ERC-20」の規格を紹介します
ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などは「カレンシータイプ」の仮想通貨と呼ばれ独自のブロックチェーンを持っています
対して、トークンは「アセットタイプ」の仮想通貨と呼ばれ、カレンシータイプのブロックチェーンを利用し運用できる言わば、「ポイント」のようなものです
「ERC−20」とはイーサリアム(ETH)のブロックチェーンで利用することが可能なトークンです
このプラットフォームは世界最大で、大手取引所などが独自のトークン発行も行なっています

- BNB(バイナンスコイン)
- USDC(USDコイン)
- MKR(メイカー)
- VET(VeChain)
- TUSD(TrueUSD)
- OMG(OmiseGo)
- ZIL(Zilliqa)
- ZRX(ZRX)
これはほんの一部ですが、このトークンが価値をあげるとそれは結果的にイーサリアム(ETH)ブロックチェーンの価値が高まることと同じです
なので、多くのアルトコインが上昇傾向にある時には、イーサリアム(ETH)は強気相場を示す事が多いです
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マイニング
イーサリアム(ETH)のブロックチェーンでは、ビットコイン(BTC)と同様のPoW(proof of works)という仕組みが採用されています
PoWの特徴
- システム:取引の検証作業をするとその報酬として新しい仮想通貨がもらえる
- メリット:ブロックチェーンに対してのハッキングなど、悪意のある攻撃に強い
- デメリット:検証作業に膨大なコストが発生する
しかし、大企業や集団でマイニングを行なっている組織などに報酬が集中し、一極化が進んでしまうためPoS(proof of stake)という仕組みが新たな主流となっています
イーサリアム(ETH)は問題解決のためにPoS(proof of stake)にシフトすることを発表しています
PoSの特徴
- システム:仮想通貨の保有量に対して新しく発行される仮想通貨が配布されます
- メリット:PoWに対して、消費電力が小さくコストが安い
- デメリット:保有量に対しての報酬が発生するので抱え込みなど流動性が低下する
このように、PoWの欠点を補うために開発されたのがPoSとなります

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