
元GoogleエンジニアのCharlie Lee氏によってビットコイン(BTC)のブロックチェーンから派生して誕生したライトコイン(LTC)とはどのような仮想通貨なのかを分析しました!
アメリカで決済関連の事業を行う超大手企業のPayPalが仮想通貨事業に参入する際に、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)に並んでライトコイン(LTC)の取り扱いを発表したことで大きく価値を上昇させました
国内の取引所の多くが対応し、非常に人気のある仮想通貨「ライトコイン(LTC)」を解説します!
ライトコイン(LTC)の特徴
ビットコイン(BTC)は開発時に、世界共通の通貨として利用することを目的として定めていました
しかし、実際は初期に定められたブロックチェーンのルールにより送金速度が遅い事がネックになってしまっています

ライトコイン(LTC)はビットコイン(BTC)の問題を解決するために開発された仮想通貨です
このライトコイン(LTC)の大きな特徴は以下の3点です!
ライトニングネットワーク
ライトニングネットワークを解説する前に以下の2つのワードを解説します
オフチェーン取引
オフチェーン取引とは、ビットコイン(BTC)をはじめとするほとんどの仮想通貨を構成しているブロックチェーンの外での取引のことを指します
ブロックチェーンの外で行われた取引が問題なく終了すれば、通常のブロックに取引が記載されます
ペイメントチャネル
ペイメントチャネルとは、取引を行いたい二者間で送金用のネットワークを一時的に構築し、オフチェーンで取引を行えるように開発された技術です
この時の取引は1回で行われたものとカウントされその分の手数料を削減することが可能です
この2つの技術を利用して構築されたのが「ライトニングネットワーク」です

ライトニングネットワークでは、新規に取引を行う二者間で毎回新しいペイメントチャネルを開設するのではなく、第三者を交えて行います
仕組みとしては、
Aさんと取引を行うCさんがいた場合、過去にAさん・Cさんと取引をした事のあるBさん(両方にペイメントチャネルのあるユーザー)を仲介人として立て、オフチェーン取引を行います
ここで、実際の現金であれば持ち逃げ等のリスクを負いますが仮想通貨のブロックチェーンは暗号化されているので安全に利用できます
この技術を実装することにより、ビットコイン(BTC)と比較し
- 圧倒的に早い送金速度
- 廉価な手数料
を実現することができます
将来的にはこれを用いて、仮想通貨で一円未満の金額の送金を行う「マイクロペイメント」を行う計画が進んでいます
セグウィット
ビットコイン(BTC)の決済の遅さに対して、修正を施すために開発されたライトコイン(LTC)には、Segwit(セグウィット)という技術が実装されていいます
ビットコイン(BTC)などを始めとするブロックチェーン技術では、取引データを記録する1ブロックあたりの容量が取引スピードに大きく関わってきます
Segwit(セグウィット)とは、そのブロック容量の問題を解決するために、ブロック内の不要なデータ(送信元の署名)を削除しブロックデータを圧縮するものです
ブロックデータの圧縮により、空き容量の出来たブロックには追加の取引情報を書き込むことができます
それにより、決まったブロック生成速度の中で多くの取引データを扱うことができるようになりました
このSegwit(セグウィット)は後発の仮想通貨で広く利用されている技術となりますが、実はこれを最も早く取り入れた仮想通貨は日本発祥のモナコイン(MONA)です
アトミックスワップ
アトミックスワップとは異なる通貨を第三者機関を介さずに交換を行える機能です
通常、仮想通貨のスワップには取引所や信頼できる仲介者などの第三者機関を利用する場合がほとんどです
これは盗難などの被害に会わないために行うリスクヘッジですが、このリスクヘッジを行う際に第三者機関に多額の手数料を支払っていました
アトミックスワップはそれを解決する事ができます
仮想通貨の取引を行う双方が2つの情報を送信し合います
- Aさんの署名(送金情報)と秘密鍵を封入したボックス(この開封にはBさんが署名が必要)
- Bさんの署名(送金情報)と秘密鍵を封入したボックス(この開封にはAさんが署名が必要)
この署名情報の入ったボックスをAさんが開封すると即時に、Bさんに情報が送られます
取引は一瞬で行われるため、片方がこの責任から逃れることは理論上不可能です
また、取引を行わなかった際には一定期間の後、取引履歴がなくなるよう設計されているので安全に利用することが可能です
アトミックスワップにより第三者を介さず、さまざまな仮想通貨の流通が行えるようになりました
これにより、加速度的に仮想通貨の取引が増え、普及が容易になります
ライトコイン(LTC)の将来性は?
ビットコイン(BTC)と比較しても、実用性を重要視して開発されたのがライトコイン(LTC)です
決済の利便性に傾注している性能面から大手企業などが実際の通貨と同様に利用できることを認めれば、ライトコイン(LTC)は大きく飛躍します
ビットコイン(BTC)が金であれば、ライトコイン(LTC)は銀であるとよく例えられます

これは、金のような貴金属よりも身近な存在であることの比喩です
銀に例えられるライトコイン(LTC)が現在よりももっと身近な存在になれば、それまでに保有しているユーザーは利益を得られる可能性は高いですね!
ライトコイン(LTC)を購入・売却ができる国内の取引所は以下です
国内でもかなり多くの取引所で扱うことができます!
取引所名をクリックすると手数料や取り扱い通貨を参照できます!

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評価(5点満点) | ||
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入金方法 | 銀行・コンビニ・クイック | ★★★★★ |

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国内仮想通貨の取引高1位、世界9位の取引所!
評価(5点満点) | ||
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取扱い通貨の数 | 12種類 | ★★★★ |
アプリの使いやすいさ | iOS,Android | ★★★★★ |
入金方法 | 銀行・クイック・Tポイント | ★★★★★ |

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評価(5点満点) | ||
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取扱い通貨の数 | 12種類 | ★★★★ |
アプリの使いやすいさ | iOS,Android | ★★★★★ |
入金方法 | 銀行 | ★★★★ |